■日経トレンディ８月号「激変！最強の保険」に、顧客満足度４年連続第一位！「コープ共済」が入ってないので勝手にランク付けしてみる

2017/07/09

日経トレンディ2017年8月号

今月号のメインの特集は「激変！最強の保険」。自分と家族を守る正しい選び方、最強の保険、ムダな保険、と保険特集になってます。

公的保障を意識して掛け金を決める、街の保険ショップなどで公的保証額を計算せずに保証額を決められそうになったら、過剰な保険を買わされると思ったほうがいい、と言った、「消費者の利益」に沿った良記事が多く、「う～ん」、「なるほど」と言った記事ばかりで一読の価値ありますね。

ただ気になったのは、「コープ共済」が入っていないのです。コープ共済は。。。

４年連続生命保険（共済）業界の顧客満足度で１位

↓調査報告書

■２０１３年度ＪＣＳＩ(日本版顧客満足度指数）第４回調査結果
■２０１４年度ＪＣＳＩ(日本版顧客満足度指数）第４回調査結果
■２０１５年度ＪＣＳＩ(日本版顧客満足度指数）第５回調査結果 ■２０１６年度ＪＣＳＩ(日本版顧客満足度指数）第５回調査結果

指数化対象（５０音順）：計１３企業・ブランド
アクサ生命、アフラック、かんぽ生命、コープ共済、ＪＡ共済、共済、住友生命、全労済、ソニー生命、第一生命、都道府県民共済、日本生命、明治安田生命、メットライフ生命

と名の知れたところばかり。また日経トレンディの記事でも「優」認定を受けている保険会社も入っているのです。それらを差し置いて１位の保険の保障ってどうなってるのか知りたいですよね。

日経さんに変わって（笑）調べてみました。

医療保険

医療保険

医療保険とは入院や手術をした際に保険下りるのが柱で、その他に各社ごとに「通院」・「三大疾病」などでも保障。
日経トレンディの「優」マークは・・

・オリックス新ＣＵＲＥ「キュア」（オリックス生命）
・＆LIFE 新医療保険Aプラス（三井住友海上あいおい生命）

コープ共済と２つの保険会社の商品と比較して↓の表にまとめてみました。（女性、入院保障５０００円の月額保険料）

年齢	コープ	オリックス	三井
30才	2000	1595	2183
40才	2000	1910	2478
50才	2000	2660	3203
60才	2000	3895	4408

HTML表

５０００円の入院保障以外に含まれるもの

・コープ共済（医療コース）・・・ケガ通院日額1500円、手術2～8万円、270日以上の入院30万円、事故後遺症害4～100万円、病気死亡、重度障害10万円、事故死亡、重度障害110万円、住宅災害3～30万円
・コープ共済（女性コース）・・・・女性特定病気入院日額8000円、ケガ通院日額1000円、手術2～8万円、270日以上の入院30万円、事故後遺症害4～100万円、病気死亡、重度障害100万円、家族死亡・後遺症害1～5万円、事故死亡、重度障害200万円、住宅災害3～30万円。
・オリックス生命・・・・なし
・三井住友海上あいおい生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円、放射線治療給付金1回につき5万円、集中治療給付金1回につき10万円。

＆LIFE 新医療保険Aプラス（三井住友海上あいおい生命）は、３０歳で既にコープ共済より掛け金が高くなっています。オリックス新ＣＵＲＥ「キュア」は、４０歳で掛け金はほぼ一緒。ならば、ケガ通院や死亡保障もあるコープ共済を選ぶでしょう。３０歳の掛け金は、コープが2000円でオリックスが1595円。ここはどちらがいいのか？は検討の余地ありですね。

終身医療で比較してみる

上記の表は、コープの「たすけあい共済」で比較。65歳までいつ入っても掛け金は2000円。それ以降は、プラチナ85などの共済に移行することになります。対して、オリックス新ＣＵＲＥ「キュア」は、「終身医療保険」と言って、加入時の掛け金が一生上がらないのです。

実はコープ共済にも「ずっとあい」と言う終身医療の共済があるのです！

保険会社の商品と比較して↓の表にまとめてみました。（女性、入院保障５０００円の月額保険料）

年齢	コープ	オリックス	三井
30才	2250	1595	2183
40才	2755	1910	2478
50才	3715	2660	3203
60才	5345	3895	4408

HTML表

５０００円の入院保障以外に含まれるもの
・コープ共済（ずっとあい）・・・ケガ通院日額1500円、手術5～20万円。
・オリックス生命・・・・なし
・三井住友海上あいおい生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円、放射線治療給付金1回につき5万円、集中治療給付金1回につき10万円。

「ずっとあい」は完全にオリックスに負けてます。

トータルで考えると・・・

オリックス新ＣＵＲＥ「キュア」は３０歳くらいまでの方なら一生涯掛け金が変わらないので、若いうちに加入すればコープ共済より掛け金を安くできます。それ以上の年齢ならコープ共済でしょう！！６５歳までなら掛け金が変わらず、それ以降８５歳までは保障は減りますが、継続が可能です。医療保険に関しては、「コープ共済」は日経トレンディの「優」認定の保険より優秀な保険と言っていいのではないでしょうか？コープ共済は、「優・優」ですね。

死亡保険

死亡保障

トレンディ「優」マークは、「スーパー割引定期保険」（メットライフ生命保険）

・スーパー割引定期保険

　
プロの選ぶ定期保険２位の「定期保険プレミアム」（チューリッヒ生命保険）

・「定期保険プレミアム」

２つの商品とコープ共済を比較してみました。（死亡保険400万円あたり男性）　

年齢	コープ	メットライフ	チューリッヒ生命
30才	4000	1080	600
40才	4000	1584	1096
50才	4000	2848	2368
60才	4000	5660	5352

HTML表

コープには、日額7000円の入院保障込み。また他の保険の死亡保障は、メットライフ500万から、チューリッヒ1000万円からなので、最低保障金額から400万円あたりの金額を算出。死亡保障に関してはコープ共済は割高です。

実はコープ共済にも「ずっとあい」終身生命のコースがあり、死亡保障1000万円までのコースがあるのですが、15歳で終身払でも月掛け金は10500円になるのです。保険の掛け方の原則は、「無駄なくかける」と言うこと。その意味でも子供の頃から老人になるまで死亡保証金が一定の保険は、入らないほうがいいではないでしょうか？「死亡保険」に関しては、コープ共済より、トレンディで勧めている保険のほうがいいですよ！

「生協のある暮らし」的保険の賢い入り方

保障額を決める

まずは保障額を決めてください。「保険見直しサイト」や街にある「保険見直しカウンター」などが便利だと思います。

■保険ショップマンモス

全国に２０００店以上あると言われている保険ショップの中から、質の高い相談が行える保険ショップのみと提携。日経BPコンサルティングによる「保険相談サービスに関する調査」で主要3部門を含め、11項目で1位を獲得！

　
■私の保険料高すぎ？FPの見直し
ディノス・セシールグループの「保険GATE」。保険のプロであるファイナンシャルプランナー（FP）が、払い過ぎている保険料を無料で診断。

　
■大人気保険相談サービス！自分の保険

毎月3,000世帯のお客様がご利用！！審査基準をクリアした厳選な保険のプロが保険悩みを解決。

保障額を決める時の注意点ですが、「保険ショップ」が、成り立つ仕組みは、相談者が加入する保険の手数料の収入、ということを忘れないようにしてください。「公的保障額」を含めないで計算するショップは論外。また「持ち家がある」、「貯金がある」も保障額を減らせます。例えば「死亡保障が2000万円必要」と見積もりで出た場合でも、2000万円の貯蓄があれば、加入の必要がありませんし、1000万円の貯蓄があれば、あと1000万円分の保障で済みます。