■【週刊ダイヤモンド】”損しない保険選び”にコープ共済が入ってないので、勝手に比較してみました！！（2021年度版）

週刊ダイヤモンドの5/29号のメインの特集は「損しない保険選び」。損せず、自分に合った保険の選び方の記事が掲載されていました。ジャンルごとにプロが選んだ保険のランキング、商品内容、開発姿勢などをプロが評価！「保険会社ランキング」など保険選びに役に立つ記事が満載。

ただ気になったのは、コープ共済が入っていないのです。コープ共済って実は、消費者からは絶大な信頼を得ているのです。2020年度の「公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会」の顧客満足度調査、生命保険の部門では、県民共済に次いで2位を獲得。

■～2020 年度ＪＣＳＩ(日本版顧客満足度指数) 第３回調査結果発表～

指数化対象企業･ブランド名：アフラック、かんぽ生命、コープ共済、 こくみん共済 coop <全労済>、JA 共済、住友生命、 ソニー生命、第一生命、都道府県民共済、 日本生命、明治安田生命、メットライフ生命

と名の知れたところばかり。

さらに興味深かったのは、

顧客満足度は、4位メットライフ生命、5位ソニー生命、6位アフラック。

プロが選ぶランキングは、1位メットライフ生命、8位ソニー生命、17位アフラック生命

と顧客が選んでも、プロが選んでも、順番は変わらないのです。と言うことは、コープ共済はメットライフ生命よりいいの？

本当はどうなのでしょうか？調べてみました。

「たすけあい共済」と「保険会社」の【医療保険】比較

週刊ダイヤモンドで評価が高ったのは

・＆LIFE　新医療保険A（エース）プレミア(三井住友海上あいおい生命)
・My Flexi（メットライフ生命）
・新メディフィットA（メディケア生命）

コープ共済（たすけあい）と３つの保険会社の商品と比較して↓の表にまとめてみました。（女性、入院保障1日5000円の月額保険料）

５０００円の入院保障以外に含まれるもの

・コープ共済（ジュニアコース）（10代）・・・入院１日あたり日額1000円、ケガ通院日額2000円、手術5～20万円、270日以上の入院36万円、事故後遺症害14～350万円、病気死亡、重度障害100万円、事故死亡、重度障害160万円、扶養者死亡100万円。
・コープ共済（女性コース）　（20歳以上）・・・・女性特定病気入院日額8000円、ケガ通院日額1000円、手術2～8万円、270日以上の入院30万円、事故後遺症害4～100万円、病気死亡、重度障害100万円、事故死亡、重度障害200万円、家族死亡・後遺症害1～5万円、、住宅災害3～30万円。
・三井住友海上あいおい生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円。
・メットライフ生命・・・入院中の手術1回につき10万円、外来での手術1回につき25,000円。
・メディケア生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円。放射線治療、骨髄移植術、骨髄幹細胞の採取手術1回につき5万円。

入院5000円で合わせて、他の条件はバラバラなので、一概には言えないのかもしれませんが、単純な掛け金比較で10代、40代以上はコープ共済のほうが割安、20代、30代は、コープ共済のほうが高いのですが、コープ共済にセットになっている「けが通院1日あたり1000円」を保険で備えると月に700円くらいの保険料がかかるようです。そうなると、あまり変わらないか、コープ共済のほうが割安になりますね。

そして、忘れてはならないのは、コープ共済は、ジュニアコース以外のコースは住宅災害でも共済金が下りるのです♪宅配を利用している方は、大きな台風があると「共済金を申請してください」というチラシがカタログセットの中に入っているのを覚えてる方もいらっしゃると思います。

プロがオススメ出来ない商品

プロがおススメ出来ない商品は、「日系大手生保、共済」。日系大手生保の医療特約は更新型なの継続しようとすると保険料が大きく上がってしまう、共済は年齢が上がると保障が減ってしまう、と言う指摘。

終身医療を比較

コープ共済には、保険料が一生変わらない保障「ずっとあい」と言うのがあります。こちらと今度は比較してみます。（女性、入院保障1日5000円の月額保険料）

５０００円の入院保障以外に含まれるもの

・コープ共済（ずっとあい）・・・手術5～20万円。
・三井住友海上あいおい生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円。
・メットライフ生命・・・入院中の手術1回につき10万円、外来での手術1回につき25,000円。
・メディケア生命・・・入院中の手術1回につき5万円、外来での手術1回につき25,000円。放射線治療、骨髄移植術、骨髄幹細胞の採取手術1回につき5万円。

これを見るとコープ共済の終身医療共済「ずっとあい」は、割高なのが分かりますね。更新型医療保険だと保険料が上がってしまうので、終身医療保険（掛け金が上がらない保険）を検討されている方は「ずっとあい」よりもコスパがいい商品が民間保険会社にあるので、そちらを検討されてもいいと思います。

年齢が上がった時の保障

コープ共済には、65歳～70歳まで加入出来て、85歳まで保障が続く「プラチナ85」という共済があります。

■【コープ共済】プラチナ85

月の掛け金は2000円～5000円で、入院日額2000円～7500円が支払われます。このくらいの年齢になると、共済に入る前に入院したりして、なかなか保険に入れない方も多くなると思うのですが、「たすけあい」からの移行なら、入退院を繰り返している方でも移行が出来ます。

以上共済と保険会社の保険を比較してみました。保険に入る時や見直しをする時の参考になれば幸いです。

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