■【FP】ファイナンシャルプランナーは、何故「共済」を嫌うの？

コープ共済が今年度の「顧客満足度」NO1を獲得しました。

■2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査、 生命保険部門にてCO・OP共済が 「顧客満足」1位を2年ぶり6度目の獲得

生命保険分野の調査対象は・・・アフラック、かんぽ生命、コープ共済、こくみん共済 coop <全労済>、 JA共済、住友生命、ソニー生命、第一生命、都道府県民共済、日本生命、明治安田生命、メットライフ生命 （12企業・ブランド）

と名だたる生命保険、共済は網羅してますよね。この中でNO1！！だったのです。

「専門家」からは不評な「共済」

顧客満足度では、何年も「コープ共済」か「県民共済」が顧客満足度１位になっていて、ユーザーからは支持を得ている「共済」ですが、FP（ファイナンシャルプランナー）には、あまり評判が良くない感じがします。

【週刊ダイヤモンド】損しない保険選び

週刊ダイヤモンドの5/29号の「損しない保険選び」

プロがおススメ出来ない商品は、「日系大手生保、共済」。日系大手生保の医療特約は更新型なの継続しようとすると保険料が大きく上がってしまう、共済は年齢が上がると保障が減ってしまう、と言う指摘。

コープ共済には、「プラチナ85」 という65歳～85歳まで保障される共済があり、例えば女性３型の場合、月に3000円の掛け金で入院日額4500円の保障。「週刊ダイヤモンド」で医療保険１位を獲得した「＆LIFE　新医療保険A（エース）プレミア(三井住友海上あいおい生命)」で65歳で契約、終身払い入院日額5000円の月掛け金を計算したら、月に3618円。

「&LIFE 新医療保険Aプレミア」で50歳が入院日額5000円、終身払いに加入した場合の月掛け金は、2393円。同様の保障をコープ共済で備えた場合65歳までが入院日額5000円、月掛け金2000円、65歳以降は「プラチナ85」移行して入院日額4500円で月掛け金が3000円。

素人の私がざっと計算しただけですが、共済が「年齢が上がると保障が減ってしまう」は、当てはまらないと思うのですが。

【価格.com】共済と保険の違い

「価格.com」に掲載されている「共済と保険の違い」の記事。

■共済と保険の違い

「共済」のデメリット

・保障金額が少ない
価格.comの記事では、特に「死亡保障」について触れています。コープ共済にも「あいぷらす」では、3000万円までの死亡保障をしていますが、週刊ダイヤモンドの死亡保障で１位を獲得したスーパー割引定期保険のほうが、割安の掛金で備えられると思います。

・貯蓄タイプが少ない
確かに共済は「掛け捨て」がメインですからね。「貯蓄」を考えるなら、共済は外したほうがいいです。

・高齢になるに連れて保障が手薄くなる

もう１度繰り返しますが、FP人気ナンバーワンの「&LIFE 新医療保険Aプレミア」で50歳が入院日額5000円、終身払いに加入した場合の月掛け金は、2393円。同様の保障をコープ共済で備えた場合65歳までが入院日額5000円、月掛け金2000円、65歳以降は「プラチナ85」移行して入院日額4500円で月掛け金が3000円。

65歳以降は、「同じ掛金」で「同じ保障」はさすがに無理ですが、「たすけあい」→「プラチナ85」に移行することで「手薄い保障」は、回避出来ます。

・倒産のリスクがある

「倒産」もイッキにはやって来ないので、毎年報告される財務状況を見ておけばいいと思います。ちなみにコープ共済は、経常剰余金が予算の110%を超えて「絶好調」ですね。

■事業のご報告【コープ共済】

・カスタマイズしづらい

コープ共済でも「たすけあい」に加えて「ずっとあい」や「あいぷらす」を組み込めば、カスタマイズ出来るのですが。・・・そもそも、そんなに保険に「カスタマイズ」って必要？

・若者向きではない

掛け金が一律である→若者向きでない、とのことですが、コープ共済の「ジュニアコース」の満期が30歳までに延長になったのです。これにより若者でも割安になったのですよね。

■【コープ共済】”たすけあい”　「ジュニアコース」、満期が30歳まで延長！！

自分は、保険の専門家でも何でもないので、詳しいことは、分かりません。ただ冷静に数字で比較すると「コープ共済」が「顧客満足度NO.1」になるのが納得出来るのです。

■コープ共済

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