■【おうちコープ】宅配手数料が「値上げ」になります！！（赤ちゃんがいる家庭は影響なし）

2020/05/26 2020/05/27

おうちCO-OPの宅配サービス料が７月1週より変ります。

■ おうちCO-OP　宅配サービス料改定のお知らせ

一番の違いは、基本手数料。

100円→150円

になります。ただし1500円以上買えば、手数料は従来と同じ。今まで100円だった家庭は、そのまま100円ですし、ママ割子供3～7歳、ほほえみ割（身障者、高齢者）の家庭は50円。

おうちコープもやっと効率化に着手したのですね、と言うのが私の正直な感想。一番の競合と思われるパルシステムは、0~5000円で200円、5000円以上で100円と言うことを考えると、このくらいは仕方ないかな？

また、コロナウィルス感染症の影響で利用者が増えたから、このタイミングで「便乗値上げ」をするのかな？と一瞬勘ぐってしまったのですが、お知らせの通り、去年から検討していて、もともとこのタイミングで値上げするつもりだったのだと思います。

おうちコープ「宅配手数料改定」の要点

ほほえみ割（主に高齢者）は、影響大！！

おうちコープのほほえみ割は、65歳以上だけの世帯、もしくはご夫婦世帯で一方が65歳以上の世帯。障がい者手帳、自治体認定書をお持ちの方がいらっしゃる世帯。

高齢者も様々だと思うのですが、60代、70代くらいだと歩いて買い物に行くのが不便、ってそんなに聞かないのですよね。車の運転免許も70代くらいだと返納する、って話はそんなに聞きません。ぶっちゃけた話、買い物にそんなに不便を感じてはいないけど、宅配手数料は「ほほえみ割」が適用される家庭は多いのでは？「月に200円のカタログ代」くらいなら、いいわ、ってずるずるとおうちコープを続けている家庭もいるかと思います。そんなご家庭は、今回の宅配手数料の改定は影響が大きいです。毎週ちょこっと（1500円未満）しか買わない家庭は、月に200円のカタログ代が月に600円になってしまいます！！！

本当に買い物に行くのに不便な家庭は、毎週1500円は買うでしょう！と言うことでこういう設定になったのだと思います。一人暮らしでもおうちコープをメインで買ってれば、1500円以上にはなりそうですね。

ママ割（妊娠中～子供3歳未満）の「手数料無料」は変わらず

そして大きな着目点はママ割（妊娠中～子供が3歳未満）の

宅配サービス料無料

は変わらない、ということ！対象範囲の変更もありません。

何故おうちコープは、「子育て世代」を優遇するのか？

おうちコープが母子手帳発行の妊娠中の方～3歳未満の子供がいる世帯の宅配手数料を無料にしたのが2017年。それからどんどん「子育て世代」に力を入れているように感じます。

youtubeで大人気！「東京ハイジ」とコラボ。

子育て世代にはおしりふきなどがセットになった「スマイルボックス」をプレゼント。

など、「子育て世代」に特化したプロモーションも展開。

その訳、ですが、私は２つの要因があるかな？と思います。

「子育て世代」はこれから先が長い

子育て世代ならこれから先50年くらいは、家庭を維持していくのでは？と思います。お子さんが成長するにつれ、おうちコープの利用を辞める家庭も出てくると思います。ただその先の50年の間で、夫婦でフルタイムで働くとか、介護が大変とか、自分が高齢になる、とかどこかのタイミングでまた買い物が不便になることは出てくるかと思います。その時に一度おうちコープを使った経験があれば、「あれ、便利だったわ」とすぐに思い出してもらえるはずなのです。

また、ママ割の期間中に「おうちコープでは買えない商品」にお気に入りの商品があれば、これから先、50年くらい使ってもらえる可能性がありますよね。

「子ども」の時に食べたものが忘れられない！

「3歳までの食経験は、その人の一生の味覚を左右する」と言われるそうです。お子さんが小さい時にコープで買った商品を食べていれば、それがそのお子さんにとって「好きな食べ物」、「美味しい食べ物」になっていくことは容易に想像できますよね。そして、そのお子さんは、成長して「コープ」を使うようになるのでしょう。

この2つはあくまでも私の「想像」なので、もしかして外れているかもしれませんけどね(笑)